マル伊商店株式会社

佃煮加工|愛知県南知多を中心に水産加工・卸売業を営むマル伊商店グループ

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生炊きしらす

「生炊き」という、極上の味わい

日本で数少ない「生炊き」製法とは

通常の佃煮は、ボイルしたしらす・小女子を乾燥させ、その後ふたたび戻して煮込みます。一方の「生炊き」は生のまま炊くので、素材本来の旨味成分がそのまま活きるのが特徴です。

「生炊き」は新鮮なうちに加工するなど、手間がかかるため国内で手がける製造業者は限られています。

佃煮なのに、ふんわりとした口あたり

通常、佃煮といえば少し堅めの食感をイメージします。

しかし「生炊き」は、とてもやわらかくて口あたりがいいのが特徴です。

ほかほかご飯にかけて食べると、そのふんわりとした口あたりがクセになりそう。

マル伊商店独自の味付けは、少し甘め。

高齢の方からお子様まで、幅広い層にご愛顧いただいています。

唯一無二の、こだわり製法。

どこにもない味は、どこにもない製法から生まれます。いくたびの試行錯誤を繰り返して、たどり着いた製法。こだわりが詰まっています。

鮮度が命。だからスピードが命

「生炊き」にとって、鮮度は命です。なぜなら、しらす・小女子は傷みやすく、時間がたつほどに味が落ちてしまうから。

マル伊商店の工場は、港のすぐ近くにあります。朝9時から水揚げされた素材は競りで落とされた後、工場へつぎつぎと直行。

新鮮なうちに加工され、ほぼ1時間後には仕上がります。

その品質は、厳しい目に支えられています。

しらす・小女子が少しでも傷んでいれば、どんな味付けをしても上質な味にはなりません。大切なのは、鮮度とカタチの良いものだけを厳選し、不純物がないかを入念にチェックすること。

こうした厳しいチェックをクリアしたものだけが、上質な「生炊き」となるのです。

「釜炊き職人」が生み出す、熟練の味わい

直径1mの蒸気釜でタレを沸騰させた後、30分かけて炊き上げます。

しらす・小女子は小さくて繊細。釜炊き職人は出来る限りしらすに触れないよう、沸騰するタレの中で泳がせながら味付けをします。

また、炊きすぎると硬くなるので、長年の経験をもとに、炊きあがる時間を見極め、上質な味わいへと導いています。

無添加物なのに、なぜ2ヶ月保存できるのか。

「生炊き」の味付けは、砂糖と醤油、酒、本みりんのみ。しらす本来の味を活かすなら、これで十分です。

さらに、マル伊商店はこれら調味料には添加物を一切入れていません。そもそも佃煮は、保存食の一つ。

煮る温度や時間、タレの量などにより、2ヶ月保存を可能にしました。

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