マル伊商店株式会社

南知多町の特産品「鯛」

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南知多町の特産品「鯛」

南知多町の特産品「鯛」

2021/10/29

鯛の干物

南知多町ではイワシ漁の他に鯛漁も盛んです。マル伊商店は地元、南知多町で水揚げされた鯛にこだわり原料として買い付け、干物や酢漬けなどにして直売店で販売しております。

小鯛の酢漬け

鯛の煮付け

鯛の煮付けは直売店で販売している「秘伝の煮ダレ」のみを使用して料理したものです。これ一本で煮付けが簡単に美味しく仕上がります

水揚げ量、愛知県内第一位

 

南知多町は愛知県市町村別鯛類の水揚げ量第一位で、日本全国の市町村別でみてもトップクラスの水揚げ量を誇っています。夏になると大量の鯛類が市場に水揚げされてきます。大きさもまちまちで、40cmを超える大きなサイズの鯛は今のところマル伊商店では取り扱っておりませんが、小さいものは酢漬けに、中サイズのものは干物にしています。

また鯛にも種類があり、南知多町ではマダイとチダイがよく水揚げされてきます。写真の鯛はマダイですが、エラの部分が線状に赤くなっていて、マダイよりも口が尖っているのがチダイです。この違いを知っていないと全く一緒の魚に見えてしまうと思います。「言われてみれば確かに少し違う気がする……」となるくらいの些細な違いです。マダイとチダイに味に優劣はないと思われますが、もしかしたら好みがわかれるやもしれませんので一回食べ比べをしても面白いかもしれません。

 

奇祭『鯛祭り』

鯛は南知多町では昔から親しまれている魚の一つです。豊浜という地域では豊漁と海の安全を祈る「鯛祭り」と言われているお祭りも7月に行われているほど。木材と竹で骨組みを作り、白木綿を巻いて塗装します。重量約1トンに及ぶ鯛を若い衆と呼ばれる若者が持ち上げて町中練り歩きます。そのまま担いで一般道路を泳いでいくため交通規制がかけられます。当然、大渋滞となります。車でお越しの際は一時間ほどその場で立ち往生をする可能性がございますのでご注意を。今年はコロナの影響で祭礼は行われませんでしたが、来年こそは開催されるよう願っております。

 

かわいらしい手乗り小鯛

こちらはカタクチイワシとして水揚げされた水槽の中に混ざっていたてのひらの乗るほどの小さな鯛です。これらの小さな魚たちは市場に出回ることがほぼないのでお目にかかるのも珍しい一品です。魚の稚魚は小さいサイズだとなんの稚魚かわからないことが多々ありますが、鯛は小さくても鯛のままです。やはり特徴的なこのピンクの色彩はわかりやすいですね。この小さな鯛たちはカタクチイワシとともに冷凍され養殖用の餌として出荷されていきました。

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